【測ってみた③ – Porta Brace MXC-302】Sound Devices 302用ミキサーケース。 3チャンネル用オーディオバッグとして幅広く使えます

ポータブレイス オーディオコンビネーションケース MXC-302 Porta Brace ポータブレイス

ポータブレイスのオーディオミキサーコンビネーションケース MXC-302

特に、Sound Devices 302用に作られたミキサーケースですが、多くの3チャンネルミキサーにお使いいただけます

実際の寸法を測ってみましたので参考にしてください

ポータブレイス オーディオコンビネーションケース MXC-302

 

目次

  1. ポータブレイス ミキサーケース MXC-302の特徴
  2. MXC-302 画像を使ってサイズをわかりやすくしてみました
  3. 試しに4チャンネルミキサーを入れてみた結果

 まとめ

——————————————————-

ポータブレイスのミキサーケースもいくつか種類があります。

ミキサー専用ケースのほか、ミキサー以外にもいろんなものを収納持ち運びするオーディオオーガナイザーなど。

 

今回のMXC-302は、Sound Devices 302を収納することを目的に設計されています。

ですが、Sound Devices 302以外にも、多くの3チャンネルミキサーを持ち運ぶこともできますので、細かくサイズを見ていくことで参考にしていただければと思います。

 

——————————————————-

ポータブレイス ミキサーケース MXC-302の特徴

——————————————————-

 

Porta Brace(ポータブレイス) ミキサーケース MXC-302 は、Sound divices 302 用に作られたミキサーケースです。

メイン収納部分には、ミキサー本体を収納して、各部操作を行うことができます。

 

ミキサーには上部・左右から操作することができるよう、開口部分が多く作られています。

上部には透明なフラップが付いており、ふたを閉めた状態でも、目盛りやレベルの確認ができるようになっています。

 

ミキサー収納部以外にも、ワイヤレスマイクやレシーバー、周辺機器を収納することができるRM-MULTIも付いています。

本体部分 MX-302 と、RM-MULTI は、分離することができ、それぞれにショルダーストラップ用のDカンも付いていますので、必要に応じて単独で使用することもできます。

 

必要最小限の機材を持ち運びたい方にとっては、とても使いやすくなっています。

 

また、RM-MULTIの上部収納部には、内部を仕切るためのディバイダーも付属していますので、複数のワイヤレスを収納する場合でもきちんと整理することができます。

上部収納部以外にも、追加収納ができるフロントコンパートメントもあり、高い収納力を備えています。

耐久性の高い1000デニール コーデュラナイロン製。

リュックサックのように、両肩で重さを分散させ、重量のバランスを取ることができるオーディオハーネス AH-2なども、もちろん取り付けることができます。
——————————————————-

MXC-302 を実際に測ってみました

——————————————————-

 

メーカー記載サイズ

  • 重さ : 1.7 lb / 0.8 kg
  • 内寸 : 8.0 x 2.0 x 8.0″ / 20.3 x 5.1 x 20.3 cm
  • 外寸 : 9.0 x 4.5 x 8.0″ / 22.9 x 11.4 x 20.3 cm)

 

収納部は、本体部分にひとつ、RM-MULTIに2つあります。

 

 

まずは、本体部分の ①メイン収納部から見ていきましょう!

機材に上からアクセスするための、上部開口部のサイズは 15cm x 6 cm。

Sound Devices 302 のサイズ 47 x 214 x 114 mm を考えても、かなりコンパクトに作られている感じです。

両サイドには、機材固定用のベルトもありますので、しっかりとホールドできます。

 

次に、RM-MULTIを見ていきます。

まずは上部収納部のほうから

 

 

上部収納部のサイズは、22 x 7 x 14 cm。

上部には透明のビニールカバーも付いていますので、雨などの際にも濡れずにレベル確認などができます。

 

仕切るためのディバイダーは、幅8㎝あるため、取り付け時には多少膨らんだ感じがします。

3つのワイヤレス+アルファを収納できるよう、ディバイダーは3つ付属しています。

 

次に、下部収納部です。

 

下部収納部のサイズは、20 x 3 x 11 cm。

幅は広げ具合により差がありますので、おおまかな目安と考えてください。

この部分はあまりクッション性が高くありませんので、多少の衝撃でも問題ないようなものを収納するようにしましょう。

 

次に、メイン部分とRM-MULTIを分離させてみます。

 

こんな感じですね。

それぞれにショルダーストラップを通すところがありますので、単独使用も可能です。

RM-MULTIのほうは、いろんな小物用バッグとして活躍する場面も多くあるかと思います。

 

——————————————————-

試しに4chミキサーを入れてみた結果

——————————————————-

大きさの合う3chミキサーであれば収納できることは問題ないはず。

だったら、少し大きめの4chミキサーだったらどうなるのか?ということで、手持ちのAZDEN FMX-42 を入れてみることにしました。

 

実際に入れてみる前に、両者のサイズの確認から。

・Sound Devices 302 47 x 214 x 114 mm

・AZDEN FMX-42  56 x 220 × 160 mm

 

やはり、ひとまわりFMX-42のほうが大きめ。

その数センチの差は、どのように影響をしてくるのか、見ていきましょう。

 

 

開口部が小さいため、隠れてしまっているんだなぁ、と思っていましたが、サイズを比べてみると、横の長さは 214mm と 220mm でそんなに違いがありません。

それよりも、深さが4.6cm差があることが影響して、このように窮屈な感じになっていることがわかりました。

 

Sound Devices 302 のほうが、もう少し、開口部との間に余裕ができるため、つまみ操作も問題なく行えるようです。

FMX-42は、収納するのでいっぱいいっぱい。

スムーズな操作には支障がありそうですね。

 

サイドからも見てみましょう。

 

見るからにきつめです。

収納する際も、なんとかおさまった、という感じ。

やはり、FMX-42にはこのケースは使えそうにありません。

 

——————————————————-

まとめ

——————————————————-

ポータブレイス ミキサーケース MXC-302 は、Sound Devices 302を収納するために設計されたケースです。

サイズが合えば、ほかのミキサーにも対応できそうです。

 

ただ、今回試した、AZDEN FMX-42 には適しておりませんでした。

今回の検証結果を参考に、いいミキサーケースを見つけてください!

 

 

カメラ機材専門ショップ
ズームフィックス

 

商品についてのお問い合わせ

 

【ザハトラー SN607】一番小さなオーディオバッグ。シグマ SS-302 などにはちょうどいいサイズ。
ザハトラーブランドのライトウエイトオーディオバックです。このSN607は、ザハトラーのすべてのオーディオバッグの中で一番小さなバッグ。持ち運びに便利なサイズです。

コメント