ペリカンケース 1450 は、アタッシュケースなどと同じ感覚で持ち運べる大きさのハードケースです。
容量もある程度確保された適度な大きさで、それほど抵抗なく持ち運べるとして人気が高いサイズ。
バリエーションとしてディバイダーセットもありますのでそれを見ていきます
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ペリカンケース の バリエーション
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ペリカンケースには、品番によっていくつかバリエーションがあります。
ケースのみで中は空洞のままのケースのみ。
NF(ノーフォーム)などと表記されます。
ウレタンフォーム付は、品番のまま表記されたり、WF(ウィズフォーム)と書かれてあったりします。
クッション入りディバイダーセット付も人気があります。
品番では、1454と表記されます。
そのほか、単品でTrekPakディバイダーセット、1430などにはオフィスディバイダーなどが用意されています。
1450は、扱いやすいサイズであるとともに、クッション入りディバイダーのラインナップのある一番小さなサイズになります。
例えば、1400 には、TrekPakディバイダーは別売りでありますが、通常のクッション入りディバイダーは用意されていません。
そもそも、1450より小さいサイズでは、いろんな種類の機材を収納するスペースがないので、クッション入りディバイダーの必要性が薄いことが一番の理由かと思います。
機材収納を目的とした場合、どちらが選ばれることが多いかというと、クッション入り入りディバイダー付(1454)のほうですね。
クッション性が高く、収納する機材の種類によって、簡単に内部構成を変更できるのが特徴です。
TrekPakディバイダーも変更することはできるのですが、空間を有効的に利用できる反面、クッション性があまり高くありません。
デジタル一眼レフ+交換レンズをお使いの方には、このクッション入りディバイダーが一番使いやすいんではないでしょうか。
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ペリカンケース 1450 用 ディバイダー
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ディバイダーセットは、そのケースにあわせて内部仕切板の枚数等が決まっています。
今回は、1450 用 ディバイダーセットを細かく見ていきます
まずは、ペリカンケース1450の基本的スペックを挙げておきます。
・内寸:37.2 x 26 x 15.5 cm
・外寸:41.8 x 33 x 17.3 cm
・ケース重量(フォーム付):2.9 kg
・ケース重量(ケースのみ):2.5 kg
・カラーバリエーション:6色(ブラック、ODグリーン、オレンジ、シルバー、デザートタン、イエロー)
では早速、見ていきましょう。
まずは全体像ですね。
ケース組み込みで購入された場合も、単品で購入された場合も、最初はどちらもこのような形で収納されています。
収納されている仕切板をすべて出してみます。
小さいサイズ 5枚、大きいサイズ 2枚の、合計7枚。
外側のボックス状のものを1枚と数え、合計8枚セットと書かれていることもあります。
小さなサイズの仕切板は、横幅 約8cm、高さ 約7cm
これが全部で5枚入っています。
(厚みは、各ディバイダー共通して、約1cmです。)
大きいサイズのディバイダーの横幅は 約35cm です。
これが2枚入っています。
2枚入っていると書きましたが、厳密にいうと、同じものではありません。
マジックテープ(ベルクロ)の配置が違っています。
並べて置いてみます。
ちょっとわかりにくいですかね。
もうちょっとアップにしてみます。
これだけ寄ってもわかりにくいんですが、よく見るとマジックテープの付き方が逆になっています。
ディバイダーの折れ方(左右非対称)を同じにして、左側と下部にマジックテープが来るように並べたところ、上のディバイダーは、マジックテープのオスが見えているんですが、下のディバイダーは、オス側は床側になっています。
これまた見にくいんですが、下部のマジックテープもよく見てみると、オスがこっち向いているのと、床を向いているのがわかります。
これに気付いた当初は
ただ単に、作り間違えたんじゃない?
と思っていたんですが、その後も検品時にチェックしてみたところなんと、すべてそのようになっていました。
メーカーさん、疑って申し訳ございませんでした・・・
なぜこうなっているのか、いろいろと考えてみたところ、おそらく、保護したいモノと、マジックテープの裏側とが干渉しないように気を使っているのかな、という考えに至りました。
マジックテープの裏側は、少しだけ出っ張ってしまいます。
保護したいモノとマジックテープの裏側が接触することは、たとえ影響が少ないとしても、できれば避けたいという思い。
そこまで配慮した、製作者サイドの意図ではないかと思っています。
実際に、大きなディバイダーを2枚、左右対称に配置してみると、中心部分にはマジックテープ接着面が出てきません。
大切なものを中心部分に、安心して置くことができます。
実際のところは正確にはわかりません。
他になにか、有効な使い方があるのかもしれません。
もし知っている方、いらっしゃるようでしたら、ご連絡いただけましたらうれしく思います。
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1450 用 ディバイダー のレイアウト例
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ディバイダーをすべて並べてみました。
いくつかレイアウトを変更してみてます。
まずは、横いっぱいに伸ばして配置してみました
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次に、片方だけ、曲げてみました。
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両方とも曲げてみました。
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ちょっと変則気味に曲げてみました。
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最後に、長辺を横に配置してみましたが、ちょっとこれはもったいない使い方ですかね。
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正しい使い方なんかありません。
お好みに合わせて好きなようにお使いいただければと思います。
今回取り上げたパッド入りディバイダーセットは
(ケースとセットで購入する場合)
(ディバイダーセット単品で購入する場合)
という品番で手にすることができます。
ご参考にされてください。
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