【2023年版 ペリカンケース 1700】細かなデザインが変更されたロングケース。使い勝手⤴ますます人気が出る予感。

ペリカンケース Pelican 1700 Pelican ペリカンケース

ペリカンケース 1700 は、ローラーキャスターが付いた、長尺ロングキャリーケース

本家アメリカではライフルケースとも呼ばれています。

その1700をはじめとするロングケース各種のデザインが最近新しくなりました。

今回は、1700を用いて、新旧デザインの比較を行ってまいりたいと思います。

ペリカンケース 1700 プロテクターケース ロングケース ローラーキャスター付き
ペリカンケース 1700 プロテクターケース ロングケース ローラーキャスター付き

ペリカンケース 1700 スペック

ペリカンケース 1700 のスペックを簡単におさらいしておきます。

ペリカンケース 1700

内寸:90.8 x 34.9 x 13.6 cm

外寸:97.7 x 41.7 x 15.6 cm

フォーム付ケースの重量:7.6 kg

ケースのみの重量:6.8 kg

メーカー表記のサイズは、数cm異なる部分もありますが、誤差の範囲内かと思われます。

デザイン変更になりましたが、商品そのものの大きさはほぼ変わっていないようです。

旧デザインと新デザインの違い 4点

まず表面から見ていきましょう。

デザインパターンが変わっています。

強度を上げるための縦ラインのところには、真ん中2つには横ラインが入っていませんでした。

今回の新デザインでは、横ラインが入るようになり、4セットの縦ラインすべてに横ラインも入るようになりました。(上記中央の赤丸参照してください)

(上位サイズの1720、1750には旧デザインでも横ラインが入っていました)

裏面も見ていきましょう。

四隅にあった丸印がなくなりました。

代わりに各ラインの内側に、楕円形の突起が2個づつ設置されました。

この突起は、同型ケースを複数個重ねる際に、納まりをよくするための凹凸でした。

このデザイン変更による安定感の違いは、あまりわかりません。(上記右上の赤丸を参照してください)

持ち運び用に取っ手が3か所(上部と両サイド)付いているのですが、その3つすべてがラバー付き取っ手になりました。

上部取っ手はこれまでは素材そのままで、折りたたみもできず少し滑りやすかったのですが、今回ラバー付き+折りたたみ式に改善となっています。

持ち運び時の安心感がまったく違います。

旧デザイン版の内部ウレタンフォームは、すべてフラットタイプでした。

ふた裏もメイン部分も。

ふた裏部分がフラットになっていたことで、厚さのある収納物を収納する際に少々困ることがありました。

メイン部分から多少はみ出してしまう場合、ふた裏のフラットウレタンが邪魔してしまい、ふたが閉まりづらいこともありました。

ふた裏のフラットウレタンも、そんなに固いものではなかったので、大きな問題になることはありませんでしたが、今回の波型ウレタンへ変更になると、より使いやすくなるように思います。

前述のとおり、旧デザインでは、ふた裏にはフラットタイプのウレタンフォームが付いていました。

このウレタンを収納するためかどうかは定かではありませんが、ケースのふた裏部分には何もなく、こちらもフラットな状態になっていました。

新デザインでは、12個の突起が設置されました。

この突起は、1500MP EZクリックモール リッドパネルを取り付けるためのネジ穴になっていまして、1700では2つの1500MPを並べて取り付けることができます。

1500MP EZクリックモール リッドパネルは、MOLLEシステムに対応したポーチや、対応していなくてもマジックテープ(ベルクロ)を使っていろんな小物やアクセサリーを収納できるパネルになります。

これまでと比べ、ふた裏部分の活用の幅が、より広くなるのはうれしい限りです。

ペリカンケース 1700 新デザイン 変更点まとめ

ペリカンケース 1700 のデザインが変更になりました。

今回変更になったのは、以下の4点

①ケース裏表のデザインパターンの変更

ケース表面のデザインパターンが変更になりました。

基本の形状はかわりませんが、ラインの有無と突起の有無などがあります。

②取っ手がラバー付きに

ペリカンケースには、持ち運び用として3か所に取っ手(ハンドル)がついています。

ケース上部と両サイド。

特にケース上部にあった取っ手は、旧デザインでは、ケースの素材そのままで、折りたためず滑りやすく、長時間保持にはあまり適していませんでした。

新デザインでは、3か所すべての取っ手がラバー付きへと変更。

実際に持つと、触感が柔らかくなり持ちやすく、安定感が増しました。

③ふた裏のウレタン フラットタイプ → 波型ウレタンへ変更

ふた裏のウレタンフォームが、フラットタイプから波型ウレタンへ変更となりました。

収納機材の厚みがあり、メイン収納部分をはみ出してしまう場合などには、波型ウレタンのほうが対応力が高くなります。

フラットタイプですと、機材の凸部分などを拾ってしまった場合、全体が浮きやすくなっていましたが、波型ウレタンですと、機材の凹凸をうまく吸収してくれるので、収納性があがりました。

④ふた裏部分に、1500MPを取り付けるためのネジ穴を12個設置

ふた裏部分に、小物やアクセサリーなどを収納できる1500MPを設置できるように、対応するネジ穴が設置されました。

これまでふた裏の活用は、機材保護以外の選択肢が難しかったのですが、今回の1500MP用ネジ穴が設置されたことで、必要に応じてふた裏収納も使うことができるようになりました。

1500MPは、本来ペリカンケース 1500用のリッドパネルではありますが、それを2つ並べることによって、ペリカンケース 1700 に対応することができております。

対応するポーチやマジックテープなどを使い、幅広い使い方ができる点も◎です。

ご参考にされてください

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