ノートPC用ペリカンケースは、1470、1490、1495の3種類があります。
その中でも1495は、一番大きなケースです。
その分、パソコン以外にもいろんな付属品なども収納できるスペースが確保できます。
ただ、最も一般的なウレタンフォーム仕様だと、一度切り離すと取り外した部分はもとに戻りませんし、今回だけこのアクセサリーを追加したいなぁ、と思ってもなかなか対応することが難しい。
今回はそんな時に役に立つ、1495に収納できる専用トレイ 1495CBI コンピュータ用底部インサートについて詳しく見ていきたいと思います。
目次
- ペリカンケース 1495 とはどんなケース?
- 1495専用トレイを使うメリットはどんなとこ?
- 1495CBI コンピュータ用底部インサートのセット内容は?
- 実際に、1495CBI コンピュータ用底部インサートにノートPCを入れてみました
- よくある質問
- まとめ
ペリカンケース 1495 とはどんなケース?
ペリカンケース1495は、17インチまでのノートパソコンを収納できるプロテクターケースです。
3ダイヤルのコンビネーションロックが付いているので、セキュリティー高く持ち運ぶことができます。
上部についているハンドルで持ち運べるほか、付属のストラップでショルダーバッグのようにも使うことができます。
ペリカンケースに共通する、防水・防塵・耐衝撃性の高さや気圧の変化に対応できるバージバルブも付いているノートPC収納ケースです。
1495ケースのみ、1495ウレタンフォーム付のほか、1495CC1(リッドオーガナイザー+専用トレイ)がラインナップされています。
(以前は、リッドオーガナイザー+ウレタンフォームのCC2という商品もありましたね。)
以下の記事も参考にされてください
1495専用トレイを使うメリットはどんなとこ?
1495のなかでも、よく使われるものとしては、ウレタンフォーム付があげられます。
クッション性の高さや買い求めやすさなどから、非常にコストパフォーマンスの高い組み合わせです。
ウレタンフォームは、手持ちのノートPCや機材を収納する際、自分好みにカスタマイズしたり、クッション性が高いなどの利点を考えると、最も安全に持ち運ぶことができる組み合わせだと言えます。
ただ、手持ち機材が変わった場合や、とっさに他のアイテムを収納したい、と思った時、臨機応変に対応することが難しいんですね。
機材にあわせてカットしているので、その機材専用ウレタンフォームに形作られているためです。
そういう非常時にも役に立つのが、今回取り上げている1495CBI コンピュータ用底部インサートの活用になります。
1495CBI コンピュータ用底部インサートのセット内容は?
1495の内部収納を考える方法としては、ウレタンフォームと底部インサートセットの2つが選択肢になります。
1495用のウレタンフォームは、ケースにあわせた形状になっていること以外は、通常のケースに入っているウレタンフォームと同じです。
約1cm角のブロック状に切れ込みも入っています
底部インサートセットは、専用トレー、ノートPC収納ケース、付属品収納ケースの3点セットです。
実際の画像を用いながら、少し具体的に見ていきましょう。
こちらが専用トレーです。
ケースに直接置いてクッション性を高めます。
素材は、硬めのスポンジのようなもので、布地張りになっています。
ノートパソコン収納ケースです。
外側は硬めで、内側に約1cmほどのクッション材が入っている板2枚に挟まれています。
収納部分のマチは約5cm。
このマチは多少広げることも可能ですが、ほとんどのノートPCは収納できる厚さではないでしょうか。
もう一つは付属品収納ケース
ここには充電器 AC アダプターやLANコード、予備バッテリー、その他各種アクセサリーを収納できます
メッシュポケットにはメディアやUSBなどの小物類、固定バンドにて少し大きなものも収納できます。
ケースに直接置いたトレイに、パソコンケースと付属品ケースが横に並べて収納できます。
こんな感じです
専用トレイなだけあって少し複雑な形状の1495のケースにぴったり入ります。
ノートPC用ケースにまだパソコンを入れていない状態でケース内に取り付けたのが上記画像になります。
1495CBI コンピュータ用底部インサートにノートPCを入れてみました
当店で事務作業に作っ使っているノートパソコンを収納したうえで取り付けたのが以下の画像です。
収納したのは、東芝ダイナブック15.6インチノートパソコンです。
サイズは、約 37.5cm x 24.0cm x 3.0cm 。
そのノートPC のほか、付属品収納ケースには、AC アダプタ、ワイヤレス薄型マウス、イヤホン を入れた状態が上記画像です。
収納状況はこんな感じです。
厚みは3cm程度のパソコンだと、収納後はジャストサイズになりますが、それよりももう少し厚いサイズでも収納はできそうです。
横幅の余裕が、まだ約2cm程度ありますので、横幅40cm程度までのノートPCは収納できそうです。
付属品収納ケースは、まだ若干入りそうですので、プラス、薄型LANケーブルなども収納できそうです。
よくある質問
1.1495の種類の違いは?
1495には、現在3種類あります。
ケースのみの1495
ウレタンフォーム付の1495
ふた裏カバーインサートと底部インサートの付いた1495CC1
2.Mac Book Proは入りますか?
16インチMacBook Proの寸法 幅 35.79cm x 奥行き 24.59cm x 高さ 1.62cm
問題なく収納できるサイズです。
少し薄すぎる可能性もあります。
もう一枚、クッション材などを中に入れたほうが安定するかと思います。
13インチMacBook Pro や MacBook Air には少し大きすぎます。
ひとつ下の1490や、ハードバックシリーズ 1085 1095 などがいいでしょうね。
3.1495用の、ノートPC収納ケースのみ欲しいんですが。
残念ながら、1495用のノートPC収納ケースのみでの販売はありません。
今回紹介している、1495CBI コンピュータ用底部インサートの購入を検討されてください。
4.現在ウレタンフォーム仕様1495を持っています。すでにウレタンカットしていますが底部インサート購入以外になにかいい方法はありませんか?
必ずしも底部インサートの購入だけではありません。
例えば、ウレタンフォームを切った後の端材はお持ちですか?
そのウレタンを再度挿入してみることも試されてみてください。
端材自体は固定されることはありませんが、その端材を隙間に埋め込んでいくことでもクッション性が上がります。
また、他の収納ケースを組み合わせてみるのもいいかもしれません。
端材をカットしてパズルのように組み合わせ、開いたスペースにはほかの収納ケースなどで保護したアクセサリーなどを収納する、などの方法も一案です。
いろいろ試してみてもらえたら、と思います。
まとめ
ペリカンケース 1495 は、ノートPC用ペリカンケースの中では最も大きいサイズです。
パソコン以外にもアクセサリー類などをあわせて収納することができます。
パソコン収納に特化した、1495CBI コンピュータ用底部インサートというのもあります。
ノートパソコン収納専用に開発されているため、非常に使い勝手が良いアイテムです。
すでに1495を持っている方は追加購入したり、これから購入予定の人は、専用トレイが最初からついているタイプ(1495CC1)という選択肢もあります。
ご自身の用途などで検討されたら選びやすいかと思います。
なにかご不明点やご質問などがございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
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