ベルレバッハには、木製三脚以外にも、関連する付属品や雲台などがあります。
その中でも、今回は2Way チルトヘッド mod.553を取り上げてみたいと思います。
概要から特徴なども含めて紹介していきます。
目次
- 2way チルトヘッド とは
- ベルレバッハ mod .553 特徴と拡張性
- その他のヘッド
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2way チルトヘッド とは
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2way チルトヘッドとは、1本のパン棒で、パンとチルトの動きを操作する雲台のことです。
雲台の可動部がボール状の球体で出来ている、ボールヘッド(自由雲台)と、パン/チルト、カメラの縦横を別々に操作する3way チルトヘッドとの、ちょうど中間のような自由度のある雲台が、2way チルトヘッドになります。
自由雲台は、その名の通り、自由にカメラの位置が決められるので、撮影の都度、構図を決めて撮影するといったスタイルには適している雲台です。
3way雲台は、撮影前にしっかりと構図を決めて撮影する、風景写真などの撮影の際に適しているヘッドですね。
2way チルトヘッドは、両方のいいところをあわせもった、比較的自由に、比較的かっちりと撮影したい場合に使える雲台です。
ベルレバッハにも、ボールヘッド、チルトヘッド、各雲台がラインナップされています。
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ベルレバッハ mod .553 特徴と拡張性
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今回取り上げる、ベルレバッハ mod.553 というのは、2way チルトヘッドになります。
– 高さ : 100 mm
– 耐荷重 : 6 kg
– 重量 : 0.82 kg
画像にある組み合わせは、mod.553 にクイックリリースカップリングモジュール mod.150 40mm クイックチェンジプレートを組み合わせています。
水平方向、垂直方向、どちらも独立して調整することが可能なので、例えば、垂直方向の動きを調整することにより、動画撮影などにも使うことができます。
そんなに大きな雲台ではありませんので、あまり大きくないカメラでお使いください。
上記画像は、組み合わせが違う参考画像ですが、チルトは、前後 90°まで動かすことができます。
チルト側には、フリクションコントロールのダイヤルが付いていますので、動きの滑らかさを調整することができますし、任意のところでレバーを締めると止まります。
パン側には、フリクションコントロールのダイヤルはありません。
滑らかな動きで一定なのですが、こちらもレバーが単独でありますので、任意のところで止まります。
雲台横にシルバーのダイヤルがありますが、これは、雲台に載せる機材の重さによって回転させます。
機材3kgを挟んで、左右に半回転させて、負荷に耐えられるバネの切り替えができます。
このシルバーのダイヤルを回す際には、チルト方向0°、いわゆる水平モードにしておかないと回転させることができませんので
ご注意ください。
ハンドルの取り外し、クイックリリースモジュールの取り外しには、付属している六角レンチを用います。
この六角レンチは、荷重バネ用シルバーダイヤルの部分にうまくはめ込むことができますので便利です。
ハンドルは、反対側にも持っていくことができます。
利き手が左右どちらでも問題ありません。
フォーマットエクステンションを組み合わせると、3Way チルトヘッドにすることができます。
使いようによっては、とても便利ですね。
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その他のヘッド
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そのほか、より大きな耐荷重を持つものとして、
という雲台もあります。
こちらに関しては、また改めて説明していきますね。
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