撮影現場がいつもフラットとは限りません。
岩場、ぬかるみ、傾斜地――そんな“足場の悪さ”と戦いながら構図を決めるあなたにとって、「水平が出しやすい三脚」はまさに頼れる相棒。
今回ご紹介するのは、ドイツの老舗・ベルレバッハが誇る木製三脚、リポート242。
センターカラム(エレベーター)とレベリング機能の“二刀流”で、地面がどんなにご機嫌ナナメでも、カメラはビシッと水平に構えられます。
不整地でも、もう慌てない。
この記事では、そんなリポート242の特徴や使用感を、写真・比較表付きで徹底レビューしていきます!
ベルレバッハってどんなブランド?
──木の三脚、実はプロに選ばれています
ベルレバッハ(Berlebach)は、ドイツ生まれの老舗三脚ブランド。1923年の創業以来、木製三脚一筋で、放送・映像・天文・測定などプロの現場を支えてきました。
特徴は、アッシュ材(トネリコ)を使った脚部。金属やカーボンと違い、「しなり」で振動をやさしく吸収してくれるため、ブレに強く、特に長秒露光や望遠撮影では真価を発揮します。
さらに、トップ部分を用途に応じて選べるモジュール構造も魅力。安定性、信頼性、拡張性──地味ながら、一度使うと手放せない三脚です。
リポート242とは?|“4番モジュール”のバランス型モデル
「リポート242って何がいいの?」──その答えを一言でいうなら、
“扱いやすさと機能性のちょうどいいバランス”です。

そもそも「4番モジュール」って?
ベルレバッハの三脚は、用途や好みに合わせてトップの構造(=モジュール)を選べるのが特徴。
「4番モジュール」はその中でも、センターカラム(エレベーター)+レベリングボールという構成です。
- センターカラム … 撮影高さを微調整できる上下昇降機構
- レベリングボール … 傾いた地面でも水平が出しやすい機構(最大30°まで調整可能)

撮影現場の地形が読めないときでも、脚を立ててから「ボールをちょっと緩めるだけ」で水平調整が完了。レベリング機能付きの三脚を一度使うと、その便利さに驚くはずです。
水準器も2つ付いているので安心です。
スペック詳細&使用感レビュー
まずは、ベルレバッハ「リポート242」の基本スペックをざっくり整理してみましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モジュール | 4番(センターカラム+レベリング機構付き) |
| 段数 | 2段式 |
| 自重 | 約3.0kg |
| 最低高 | 53cm |
| 最大高 | 162cm(センターカラムを最大に伸ばした状態) |
| 耐荷重 | 最大12kg程度まで対応 |
| 水準器 | 2か所に搭載 |
| 開脚角度(スプレッドストッパー) | 約20°/40°/60°/80°/100°の5段階で調整可能 |
✅ 実際に使って感じたメリット
- 水平出しが圧倒的にラク!
雲台をあれこれ調整する手間がなく、設置後にさっと構図を決められる。 - 高さの微調整も簡単。
センターカラムを伸ばせば視点を数cm単位で調整可能。構図が詰めやすい。 - 木製ならではの安定感。
シャッター時の微ブレも抑えられており、特に風景・建築・映像撮影で安心。
⚠ 気になる点があるとすれば…
- 収納時のサイズがやや大きめ。
2段式ゆえに収納長は約79cm。ただしクランプが少ないぶん剛性は抜群です。
2番モジュールとの違いは?どちらを選ぶ?
「センターカラムはあるけど、レベリングはいらない」という方に人気なのが2番モジュール。
4番との違いを比較してみましょう。
| 項目 | 2番モジュール | 4番モジュール |
|---|---|---|
| 構成 | センターカラムのみ | センターカラム+レベリング |
| 重量 | 軽め | やや重め |
| 水平調整 | 雲台で対応(慣れが必要) | 三脚側で調整可能 |
| 設定の自由度 | シンプルで速い | 状況に応じた柔軟なセッティングが可能 |
| おすすめの用途 | 屋内撮影・街撮り・旅先用など | 野外ロケ・不整地・建築撮影など |

迷ったらこう選ぼう!
- 舗装された屋内中心 → 2番モジュール
- 足場が読めないロケ現場 → 4番モジュール
- 軽量重視・旅メイン → 2番モジュール
- 安定性・構図重視 → 4番モジュール
同じ4番モジュール搭載モデルとの比較
リポート242の他にも、同じ4番モジュールを採用したモデルが複数あります。比較表で違いを整理してみましょう。

どんな人におすすめ?|リポート242が“刺さる”のはこんな方
🟢 自然風景の撮影で「水平」が命な方に
水面・地平線・雲海…わずかな傾きも許されない撮影では、レベリングが命。
🟢 撮影地の地形が毎回バラバラな方に
山・川・砂利・岩場。設置してからの微調整が即座にできるのが強み。
🟢 映像系で「高さ」と「微調整」を両立したい方に
12kg対応&3kgの本体重量で、ビデオヘッドとの相性も抜群。
◾️迷ったときのヒント
- とにかく頑丈で軽めがいい! → リポート 142
→ 小型〜中型機材向け、バランスのいい万能選手。 - 収納時は大きくてもOK!バランス重視 → リポート 242
→ 最も標準的なモデル。 - とにかく高さが欲しい! → リポート 342
→ 高いアングルから狙いたいシーンに最適。 - できるだけ短く収納したい! → リポート 743
→ 3段式で収納55cmは、旅行や徒歩移動に◎。
使用する機材の重さ、撮影スタイル、移動距離などに応じて最適な1本は変わってきます。
「どれが自分に合っているかよく分からない…」という場合は、バランス型の242から試してみるのもひとつの手です!
まとめ|リポート242は“柔と剛”を兼ね備えた一本

- センターカラムでサッと高さを調整
- レベリングでピタッと構図を決定
- 木製ならではの振動吸収でブレに強い
リポート242は、「柔軟さ」と「剛性」をバランスよく兼ね備えた名モデルです。
収納サイズはやや大きめですが、そのぶん撮影中の安定感と安心感は段違い。
“地形を選ばず、構図を妥協しない”
そんな撮影スタイルを目指すあなたに、ぴったりの三脚です。
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当店 ズームフィックス では、ベルレバッハ三脚各種を取り扱い中。
「どのモデルが自分に合っているか分からない…」という方も、お気軽にご相談ください。
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