センターカラムとレベリングボールをあわせもつ、ベルレバッハ木製三脚 リポート242。
エレベーターで上下の調節ができ、レベリングボール最大30°まで傾けることができる2段三脚です。
現場の状況にあわせて水平出しを行いやすい三脚です。※4番モジュール
ベルレバッハ リポート 242 のスペックや特徴
今回4番モジュール三脚で用意したのが、リポート 242 という品番になります。
モジュール:4番モジュール(センターカラム + レベリングボール)
重量:3.00 kg
最低高:53 cm
最高高:162 cm
耐荷重:12.00 kg
振動減衰:とても良い
エレベーター機能とレベリング機能
リポート242は、4番モジュール センターカラム(エレベーター)+レベリング仕様で、設置後の高さ調節と水平出しがしやすいタイプの三脚です。
センターカラム(エレベーター機能)は、標準タイプで約50cm。
可動範囲は40cm前後になります。
脚とエレベーターを一番伸ばすと、162cmにまでなるので、通常使用には問題ないサイズです。
レベリングボールは、全方向に30°まで傾けることができます。
水準器が備わっていますので、不整地などでも簡単に水平を出すことができます。
脚部はスプレッドストッパー機能により、20°、40°、60°、80°、100°で止めることができます。
シングルレッグエクステンションの利点
リポート242は、2段式で、3段式に比べクランプが一つ少ないため、振動減衰性・安定性に優れています。
同程度サイズの2段式と3段式を比べた場合、2段式のほうが耐荷重も大きくなります。
ただ、2段式は、収納時サイズが大きくなってしまいます。
モジュールを変えず(4番モジュール)、複数品番を比べてみたいと思います。
同じ4番モジュールのリポートサイズ比較表です。
センターポール+レベリングを検討されている方へ。
4番モジュールサイズ表
最高高は、センターカラムを最大に伸ばした時の高さになります。
センターカラムを伸ばさない状態での最高高は、だいたい41cmマイナスです。
2番モジュールとの違い
センターカラム(標準は50cm)を持つモジュールは、2番と4番。
違いはレベリングボール機能が付いているかどうか、です。
2ウェイヘッドや自由雲台を載せる前提でしたら、2番モジュールで問題ないと思います。
センターカラムを傾けて撮影するような、特殊な使い方をイメージされている方などは4番モジュールが必要なのかなと思います。
リポートシリーズは、モジュールの交換ができます。
どうしても必要な場合、モジュールのみを別途購入する、ということも可能です。
モジュールの交換は、専用工具があるのでご自身で簡単にできますよ。
まとめ
ベルレバッハ リポート 242は、センターカラム + レベリングボールのついた、機能性の高い2段三脚です。
センターカラム + レベリングボールは、4番モジュールとして設定されています。
三脚にヘッドや自由雲台を載せて機材を載せるような、一般的な使用をされる場合には2番モジュールでも十分だと思います。
不整地での使用や撮影状況が分からない現場に多数行くかたや、特殊な使い方を想定されているなどの場合は、4番モジュールが必要になってくるのかな、と思われます。
4番モジュールは、2番モジュールよりも価格が高くなります。
その点も含め、まずは2番モジュールのリポート三脚をオススメしています。
ご参考にされてください。
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