ポータブレイスやザハトラーなどの機材ケースを購入検討されている方は必読。
高額だけど、ホントに買う価値あるの?
街で売られているバッグなどと比較してみます。
さて、どのくらい使い勝手がいいのでしょうか?
目次
- 高額な機材用ケースは買う価値あるのか?
- 普通に売られているバッグなどとの違いは?
- メリットデメリットを見極め、購入するかどうかを検討しましょう。
- 機材用専門ケースとは?
- 今回取り上げてみる、ポータブレイス ACB-3B の特徴
- 一般的なバッグの構造
- 実際の現場ではどの程度便利なのか?
まとめ
——————————————————————
当店が扱っているポータブレイスやザハトラーなどの機材専門ケース。
価格帯は、約2~7万円とかなり高額。
価格に見合う機能性や魅力などがあるのか?
今回は、あるケースを一例に出して検証していきます。
この記事で特徴・内容を整理していくケースは
小物アクセサリーや道具などを多数持ち運ぶ機会の多いアシスタントの方向けに作られたバッグです。
当店販売価格は、38,000円(税込)
このケースに限らず、ポータブレイスのバッグ・ケースはイイ値段がしますので、購入を検討または悩んでいる方は、是非参考にしていただければと思います。
——————————————————————
「高額な専門ケースは買う価値があるのか」
——————————————————————
ポータブレイスやザハトラーの機材用ケースは高額なものばかりです。
1台数十万~数百万するビデオカメラをしっかりと保護し持ち運ぶためには必要な出費ととらえられるかもしれません。
ポータブレイス・ザハトラー(ぺトロール)製品を10年近く取り扱っている立場としては、作りが非常によいものだとわかってはおりますが、ひとつにバッグに数万円も出してまで購入する価値があるのかどうか、慎重に検討する必要もあると思います。
カメラ専用ケースなどは、必要にかられて購入する場合もありますが、今回は、いってみれば、近所で売られているバッグでも代用ができそうなものなどを取り上げ、普通に売られているバッグなどとの違いなどを取り上げてみたいと思います。
そこで見えてきたメリットデメリットを慎重に考慮したうえで、ご判断されてください。
——————————————————————
ここでいう専門ケースとは?
——————————————————————
ポータブレイスやザハトラーのバッグ・ケースは、機材や使う人の役割別に、様々な製品をラインナップしています。
ビデオカメラケースはもちろん、ミキサーケース、オーディオバッグ、カメラマン用、AD用など。
目的用途に合ったデザインになっていますので細かくみてみると興味深いものが多数あります。
——————————————————————
今回取り上げてみる、ポータブレイス ACB-3B の特徴
——————————————————————
今回、ポータブレイスのアシスタントカメラポーチ ACB-3Bという商品を取り上げてみたいと思います。
主にアシスタントの方々向けに作られたものでウエストバッグのようにして持ち運ぶポーチです。
本体内部は、ディバイダーで仕切られるようになっており、そのほか、伸縮するループが10個程度、暗いところでも内部が見やすくなるLEDライトも付いています。
メイン収納部は、収納スペースも大きく、クッション性も高いので保護が必要な小型機材などを収納するのに便利です。
外側のポケットには、ペンやマーカーなどを収納する小型ポケットが3つ、ミニマグライト、レザーマンツール、レンズペンなどを収納できる中型ポケットと大型ポケットがそれぞれ2つ付いています。
そのほかにも、両サイドには大きめのポケットがありエアダスターやケーブルなどが収納できます。
ケース自体はコンパクトな作りなのですが収納力がぎっしり詰め込まれている感じです。
使っている方にはよくわかる、かゆい所に手が届く、きめ細かな配慮がありがたい機能性高いポーチです。
——————————————————————
一般的なバッグの構造
——————————————————————
一般的なバッグは、大まかな収納を目的に作られていますので、大きな収納部分があって、ポケットは内部にひとつ外部に2~3個あれば多い方でしょうか?
もう少し専門性の高いバッグを例に取ると一眼レフカメラ用のウエストバッグ。
個人的に所有しているロープロのウエストバッグ。
これは、メイン収納部に大きなスペースがあり、内部はマジックテープ式のディバイダーで仕切られます。
ポケットは外部におおきなものがひとつ。
以上です。
使用目的の違いということがすべてなのでしょうが、このバッグをアシスタントの方が使うとなると、かなり使い勝手に工夫が必要です。
ディバイダーなどで収納スペースを仕切ったりインナーバッグを使用したり。
たとえば、ダイソーやセリアなどで探せば、いろんな収納グッズが格安で見つかります。
後付けでの収納グッズをそれらを活用すれば、安価で使いやすくカスタマイズできそうです。
細かなポケットを取り付けることは手間暇がかかりそうですが、これらも裁縫グッズなどで手作りはできそうです。
余談ですが、ほんと、100均はコストパフォーマンスがすばらしいですよね!
——————————————————————
実際の現場ではどの程度便利なのか?
——————————————————————
このような機能性の高いウエストバッグ・ポーチは当然ながら非常に便利です。
必要な道具・アイテムをひとつのバッグに収納できそのまま持ち運べ、すぐに取り出せることは便利この上ないです。
便利という感覚よりも、必要な道具のひとつといえます。
ただでさえたいへんなアシスタント業務。
いろんな要望にもすぐに応えられる俊敏性・対応力が求められます。
いつも使うような道具・アクセサリーなどはすぐに取り出せるよう準備するだけでもストレス軽減することができますしスムーズな業務進行に非常に役に立ちます。
——————————————————————
まとめ
——————————————————————
今回はポータブレイス アシスタントポーチ ACB-3 を取り上げてみました。
あらためてこのように特徴をまとめると、非常によくできた商品であると感じることができました。
収納力だけでなく、外側も非常に耐久性の高いナイロンで作られていますので、過酷な使用環境でも長く使える製品です。
ただ、使い勝手は非常によいポーチですが4万円近くする高額な製品であることは間違いありません。
コストと効果を考えながら、購入を検討する必要がありますね。
カメラ機材専門ショップ

コメント