プロのフィールド録音や映像収録の現場で定番のオーディオバッグ、ポータブレイス AOシリーズ。 中でも人気の高い「AO-1.5XB」と「AO-688」は、使用機材や運用スタイルに応じて選ばれる代表的な2モデルです。
この記事では、両モデルの違いを分かりやすく比較しながら、どちらを選ぶべきかを徹底解説します。

基本スペック比較表
モデル | AO-1.5XB | AO-688 |
---|---|---|
対応ミキサー | ZOOM F8n、MixPre-6 IIなど小型機材 | Sound Devices 688、833など中型機材 |
外寸 | 約33×20×20cm(実測) | 約39×20×20cm |
重量 | 約1.5kg | 約2.1kg |
サイドパネル | 着脱可(ケーブルアクセス用) | 着脱可(ケーブルアクセス用) |
上部開口部 | ヒンジ式リバーシブル | ヒンジ式リバーシブル |
材質 | 1000デニール・コーデュラナイロン | 同左 |
底面 | 滑り止め加工(Slip-Not) | 同左 |
付属品 | カラビナ&ライト、HB-15ストラップ、仕切り×2、ケーブルラップ、RXストラップ | RXストリップ、カラビナ&ライト、HB-1040ストラップ、ケーブルラップ |
機材の対応力とおすすめユーザー

💡 AO-1.5XB:小型・軽量でモバイル性重視の方に最適
- ZOOM F8n Pro、Sound Devices MixPreシリーズなどにジャストサイズ
- ミニマル装備で移動の多い現場やENG収録におすすめ
💡 AO-688:拡張性とプロ向け対応力重視の方に
- Sound Devices 688、833など中型レコーダーに対応
- CL-6装着時でもフィットし、無線機やバッテリーの収納力が高い
- 映画・CM・ドラマ制作など本格的な収録現場で多く採用
使用シーン別の実例紹介
🎥 AO-1.5XB使用:ドキュメンタリー取材
「F8nとレシーバー2台、バッテリー構成で軽装備。徒歩移動も快適。」
🎬 AO-688使用:映画収録現場
「SD833+CL-6+ワイヤレス4台で収録。スペースに余裕があり、調整がスムーズ。」
収納例一覧
他社製バッグとの比較
ブランド | 特徴 | 備考 |
Porta Brace | 現場実績豊富、耐久性・固定力◎ | 本記事のAOシリーズ各モデル |
Orca Bags | 内部構造の自由度が高い | タブレットホルダーなどの機能性も高い |
K-Tek Stingray | フレーム構造、プロ向け拡張性に強い | 中型ミキサー使用者に人気 |
Think Tank | 写真・映像兼用、多用途 | カメラマン向け軽装備に適す |
よくある質問(FAQ)
Q. AO-688はSD833でも使えますか?
A. 問題なく使用可能です。CL-6を使用しない構成ならさらに余裕があります。
Q. 雨の日に使えますか?
A. すべてのモデルに防水対応のカバー付き、または別売で対応可。
Q. 他のポーチを追加できますか?
A. AO-688が最も拡張性が高く、ポーチの追加・モジュール構成にも向いています。
✅ 購入前のチェックリスト
- 使用するミキサーとバッテリーの型番
- レシーバーの数とサイズ
- ケーブルの取り回し
- バッグの重量と肩への負担
- 今後の拡張予定の有無とバッテリーの型番
まとめ:あなたに最適なAOバッグは?
🟦 AO-1.5XB:コンパクト・軽装備派に。F8nやMixPreユーザー向け
🟥 AO-688:拡張性重視のプロ仕様。SD688・833ユーザー向け
編集後記
ポータブレイスのAOシリーズは、現場の声から生まれた信頼のバッグです。
機材とのフィット感、拡張性、耐久性、どれを取っても一線級。
現場環境や撮影スタイルに応じて、最適な1台を選んでください。
🎒 バッグ選びに迷ったら、この記事が参考になれば嬉しいです!
本記事が、あなたのオーディオバッグ選びや使い方の参考になれば幸いです。
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