「軽くて、強い」――そんな理想を叶えた保護ケースが、Pelican(ペリカン)のAIRシリーズです。この記事では、ペリカンケースの基礎からAIRシリーズの特徴、従来モデルとの違いまで、初心者にもわかりやすく解説します。最後には購入前のチェックポイントやおすすめモデルもご紹介します。
ペリカンケースとは?信頼の米国ブランド
Pelican(ペリカン)社は1976年創業、アメリカ・カリフォルニア発の世界的な耐衝撃・防水ケースブランドです。カメラ・ドローン・映像・音響機材はもちろん、軍用・医療・研究分野でも高い信頼性を誇ります。
主なラインナップ:
- プロテクターケース(Protector Case)
→ 最もスタンダードで無骨な保護ケース - ストームケース(Storm Case)
→ 軽量設計でありながら堅牢性も高いシリーズ - エアケース(AIR Case)
→ 40%の軽量化を実現した新世代モデル
その特徴は「何があっても中身を守る」設計思想にあります。
Pelican AIR(ペリカン・エア)ケースとは?
AIRケースは、ペリカン史上最軽量を実現した革新的なシリーズです。
特徴
- HPX²™ポリマー樹脂を採用し、最大40%の軽量化
- 防水・防塵性能(IP67等級)を保持
- 特許取得のハニカム構造で衝撃吸収性を強化
- TSAロック対応、ネームプレート装着可
- 一部モデルはキャスター+伸縮ハンドル付きで移動も楽
つまり、「軽さと堅牢性を両立した、現代的な保護ケース」といえます。
従来のペリカンケースとの違いは?
以下の表で、従来のプロテクターシリーズとAIRシリーズの違いを比較します。
項目 | Pelican AIR | プロテクターシリーズ |
---|---|---|
素材 | HPX²™ポリマー | ポリプロピレン |
重量 | 約25〜40%軽量 | 標準的 |
耐衝撃性 | ◎(内部構造で吸収) | ◎ |
防水・防塵性能 | IP67準拠 | IP67準拠 |
ケース設計 | 薄型&ハニカム構造 | 厚みのある無骨設計 |
機動性(持ち運び) | ◎ 軽量&ローラー付きモデルあり | △ やや重量あり |
特に「軽さ重視」「現場移動が多い」ユーザーにはAIRシリーズが最適です。
人気モデルの紹介(AIRシリーズ)
Pelican AIRには多彩なサイズ展開がありますが、特に人気が高いのは以下の2モデルです。
Pelican 1535 AIR(キャリーオン対応)

- 約55.8cmの機内持ち込みサイズ
- キャスター&伸縮ハンドル付き
- 映像・音響・カメラ機材に最適
- TrekPak、ディバイダー、フォームなど選択可能
Pelican 1615 AIR(大容量タイプ)

- 約75cmの大型モデル
- ロケ・出張に便利なホイール付き
- 大型カメラ、照明機材、衣類などをまとめて収納可能
どちらも「軽くて強い」を体感できるモデルです。
AIRケースが選ばれる理由
実際のユーザーからの評価として、次のようなポイントが挙げられます。
- 「階段の昇降が格段にラクになった」
- 「キャスターの動きが滑らかで持ち運びやすい」
- 「ケースが軽い分、機材の重量分だけに集中できる」
加えて、デザインが洗練されており、ロケ現場でも“できる人”感が出せるという声も。
どんな人におすすめ?
AIRケースは、下記のような方に特におすすめです。
タイプ | 理由 |
---|---|
カメラマン | 移動が多く、機材の安全と軽さのバランスが重要 |
動画クリエイター | ドローンや映像機器をまとめて運ぶのに最適 |
初心者・セミプロユーザー | 軽量・シンプル設計で扱いやすい |
国内外出張の多い技術者 | 機内持込対応モデルが選べる |
逆に、「重さよりも価格優先」「無骨な現場向け」なら、プロテクターシリーズも候補に入ります。
購入前にチェックすべきポイント
- サイズ確認(内寸・外寸・機内持込可否)
- インナー構成(ウレタン、ディバイダー、TrekPakなど)
- 鍵の仕様(TSAロック、南京錠対応)
- 拡張性(ネームタグ、ショルダーストラップ取付可否)
- 使用目的に合うか(現場用、旅行用、収納用など)
▶ 特にインナー構成は、後から変更しづらいため、購入時に用途に合ったものを選ぶのがベストです。
まとめ|軽量かつタフな次世代ペリカンケース
Pelican AIRケースは、ペリカンが長年培ってきた「壊れない信頼」をそのままに、現代のニーズに合わせて進化したシリーズです。
- 持ち運びやすく、扱いやすく、見た目もスマート。
- 初心者からプロまで幅広い層にフィット。
- 機材を軽快に、安全に、スマートに運びたい方には最適な選択肢。
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