撮影機材や精密機器を保護するケースとして、プロからも絶大な支持を受ける「ペリカンケース」。
この記事では、定番モデル9種(1150、1200、1400、1450、1510、1535Air、1560、1615Air、1700)を実際に使用したレビューをもとに、リアルな使用感や選び方のポイントをまとめました。
これから購入を検討している方にとって、最適な1台を見つけるためのヒントになれば幸いです。
ペリカンケースの特徴
✅ 完全防水・防塵
IP67等級の防水防塵性能で、泥や水から機材を守ります。水深1メートルに30分沈めても内部は完全に保護されます。
✅ 高い耐衝撃性
堅牢な樹脂素材「HPX™ Resin」や「Polypropylene」を使用し、落下や衝撃から中身を守ります。
✅ 自動気圧調整バルブ
航空輸送時などに発生する内圧の変化を、自動で調整するバルブを搭載。フタが開かないなどのトラブルを防ぎます。
人気モデルの実使用レビュー
■ Pelican 1150:コンパクト機材保護の最適解
- サイズ感: 手のひらサイズでコンパクト
- 用途: コンパクトカメラ・ハードディスク・小型ドローン
- レビュー:
「GoProと小物を入れて持ち運んでいます。軽くて頑丈、車の中に放り込んでも安心。」
■ Pelican 1200:入門者の定番コンパクトモデル
- サイズ感: A5ノートがぴったり収まる程度
- 用途: カメラ1台+小型レンズ
- レビュー:
「一眼レフと単焦点レンズが1セット入ります。シンプルな形状で、外での撮影にも最適。」
■ Pelican 1400:A4サイズ収納で万能モデル
- サイズ感: A4ファイルサイズに近い
- 用途: DSLR+交換レンズ
- レビュー:
「1400は頑丈さと取り回しのバランスが最高。日帰り撮影にはこのサイズがベスト。」
■ Pelican 1450:深さが欲しい人向け
- サイズ感: 1400よりやや深めで収納力アップ
- 用途: ドローンセット、オーディオインターフェースなど
- レビュー:
「深さがあるので小型機材を重ねて収納できます。現場でも安心して使えます。」
■ Pelican 1510(キャスター付き):現場撮影の定番“機内持ち込みサイズ”
- サイズ感: 機内持ち込み可能な最大サイズ
- 用途: 複数機材の収納と運搬
- レビュー:
「遠征撮影にはこれ一択。キャスターと伸縮ハンドルで移動がラク。空港でも使いやすい。」
■ Pelican 1535 Air:軽さ革命。女性ユーザーからも支持
- サイズ感: 1510とほぼ同じサイズ
- 特徴: Airシリーズ特有の軽量設計(従来比最大40%軽量)
- レビュー:
「機内持込サイズなのに軽くて持ち上げやすい!長時間の移動でも疲れにくいのがありがたい。」
■ Pelican 1560(キャスター付き):大型機材+現場対応
- サイズ感: 1510より一回り大きく、容量大
- 用途: 撮影機材一式や精密機器収納
- レビュー:
「海外ロケ用に使用。大きめの三脚やバッテリーも余裕で収納。重量級だけど守られてる安心感。」
■ Pelican 1615 Air:軽量×最大収納
- サイズ感: Air最大級の容量、チェックインサイズ
- 特徴: 軽量ながら収納力抜群
- レビュー:
「大型ジンバルや照明器具まで収納可能。軽量設計なので女性でも扱いやすい。」
■ Pelican 1700:長尺機材を守る、究極のプロテクションケース
- サイズ感: 長尺物対応のロングケース
- 用途: ライフル、長尺機材、三脚など
- レビュー:
「ライフルや長尺機材の運搬に最適。頑丈で安心感があります。キャスター付きで移動もスムーズ。」
モデル別おすすめユーザー
モデル | おすすめユーザー |
---|---|
1150 | アクションカムや小物用のサブケース |
1200 | 軽量機材を持ち歩くカメラ初心者 |
1400/1450 | 一眼レフ+レンズの持ち歩き用 |
1510/1535 Air | 長距離移動の多い映像制作者 |
1560/1615 Air | 機材の多いロケ・スタジオ用 |
1700 | 長尺機材やライフルの運搬が必要な方 |
ペリカンケース購入前に知っておきたいポイント
- フォームのカスタマイズ性
ウレタンフォームは自由にカット可能。収納機材にあわせて調整できます。 - 重量感に注意
頑丈な反面、Airシリーズ以外は比較的重めです。持ち運びが多い方はAirシリーズ推奨。 - 並行輸入品との違い
国内正規品には保証サポートが付きます。用途と予算に応じて選びましょう。
よくある質問(Q&A形式)
- Qキャスター付きでも機内持ち込みできますか?
- A
はい、可能です。ペリカンのキャスター付きモデルの中には、機内持ち込みサイズに対応した製品があります。例えば、Pelican 1510 や1535 Air は、外寸が約55.9×35.1×22.9cmで、多くの航空会社の機内持ち込み制限内に収まるサイズです。ただし、航空会社によって規定が異なる場合があるため、事前にご利用の航空会社の手荷物規定を確認することをおすすめします。
- Q預け入れ荷物として飛行機に載せることはできますか?
- A
はい、ペリカンケースは預け入れ荷物として航空機に搭載することが可能です。特に、Pelican 1615 Air などは、航空会社の受託手荷物のサイズ制限内に収まるよう設計されています。ただし、航空会社によってサイズや重量の制限が異なるため、事前にご利用の航空会社の規定を確認することが重要です。
また、ペリカンケースは耐衝撃性に優れているため、預け入れ荷物としての使用に適していますが、内部の機材が破損しないよう、適切な緩衝材で保護することをおすすめします。さらに、TSA承認のロックを使用することで、セキュリティチェック時にケースを破損されるリスクを軽減できます。
- Q落としたりぶつけたりしても中身は守られる?
- A
はい、ペリカンケースは耐衝撃性に優れた設計がされています。堅牢なポリプロピレン製のシェルと、内部のウレタンフォームが衝撃を吸収し、機材を保護します。また、自動気圧調整バルブが搭載されており、気圧の変化によるケースの変形を防ぎます。これにより、過酷な環境下でも安心して使用できます。
まとめ:プロ仕様の信頼性を手にする価値
日常利用からプロユースまで幅広く対応するペリカンケース。
過酷な現場で使い込まれたレビューを見るたびに、「信頼性」という価値を実感させてくれます。
使い始めれば、ほかのケースには戻れない――そんな声が多いのも納得です。
▶ 当店での取扱いとご案内
当店 ズームフィックス では、ペリカンケース各種を専門的に取り扱っています。
用途に応じたサイズ相談やフォーム加工アドバイスも承っていますので、気になる方はぜひ商品ページをご覧ください。
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