ペリカンケースとは?その魅力を簡単に紹介
アウトドアやプロの撮影現場で、圧倒的な信頼を得ている「ペリカンケース」。
その特徴は、耐衝撃性、防水性、防塵性、さらに高い気密性にあります。
「絶対に壊したくないもの」を守るために作られた、まさにプロフェッショナル向けの保護ケースです。
アメリカ発祥のペリカンケースは、いまや軍用、消防、医療、映画業界まで幅広く活躍。
過酷な現場を支えるための”信頼できる相棒”として、世界中で選ばれています。

発明者は誰?創業者デイブ・パーカーに迫る
ペリカンケースの発明者は、デイブ・パーカー(Dave Parker)。
1976年、カリフォルニア州トーランスにある自宅ガレージで、ペリカンブランドの原点を生み出しました。
最初に開発したのは、現在のケースではなく、Pelican Float(ペリカンフロート)。
これは、ホッケースティックの柄に100フィートの紐と金属の重りを付けた、ダイバー向けの画期的な浮標でした。
水中での位置を示し、ダイバーの命を守るためのアイデアだったのです。
デイブはこの「ペリカンフロート」で手応えを得ると、次なる開発に挑みました。
それが、水や埃から中身を守るための高性能ファーストエイドキットケースでした。
これこそが、後の「ペリカンケース」の誕生に繋がったのです。
ペリカンケース誕生のきっかけ
デイブ・パーカーがダイバーとしての経験から痛感したのは、
「水中や過酷な環境でも、中身を完璧に守れる収納が必要だ」という現実でした。
こうして開発されたファーストエイドキット用のケースは、
あまりの頑丈さに、ダイバーたちが中身の救急用品を捨て、貴重品の保護用ケースとして使うほどに。
口コミで広がったこのケースの人気は、消防、警察、軍関係者にも波及。
「絶対に壊れないケース」として、あらゆる分野から支持を集めることになります。
初期モデルから現在までの進化
ペリカンケースは、時代とともに進化を遂げてきました。

初期モデル
- ダイビング用品向けに特化
- 非常に重く、シンプルなロック機構
- 優れた耐水性・耐衝撃性を誇るが、用途は限定的
現在のモデル
- 自動気圧調整バルブ(Vortex™ Valve)を標準装備
- 軽量高耐久素材(HPX樹脂)を採用
- キャスター付き大型モデルや、超軽量Airシリーズも登場
- 内部カスタマイズ用ウレタンフォームにより、多様な収納ニーズに対応
デザインや機能を進化させつつも、”中身を守る”という信念は一貫しています。
ペリカンケースが選ばれる理由
なぜ、数あるプロテクションケースの中でペリカンが群を抜いて支持されるのでしょうか?

圧倒的な耐久性
軍事規格(MIL-SPEC)を満たし、過酷な衝撃・振動試験にも耐えるタフネス。
「車に轢かれても壊れなかった」という逸話も数多く報告されています。
完璧な防水・防塵性能
IP67規格に準拠。
豪雨、雪、粉塵など、どんな環境下でも中身をしっかり保護します。
限定生涯保証
製造上の欠陥に対してはリミテッドライフタイムワランティが適用。
条件を満たせば、無償修理や交換に応じてもらえます。
用途に応じた豊富なラインナップ

カメラ機材、ドローン、銃器、医療機器など、
それぞれの用途に最適化されたモデルが揃っています。
世界中で進化を続けるブランド力
ペリカンは40年以上にわたり、世界中の専門メディアでも絶えず取り上げられてきました。
最近ではAppleのiPhone修理キットに採用されたり、COVID-19用の検査キット収納にも活躍。
常に新たな挑戦を続けています。
ペリカンの理念|守るために存在するブランド

Vision(ビジョン)
Protecting All That You Value
── あなたが大切にするすべてを守るために。
Mission(ミッション)
世界中の顧客に、貴重な資産を守る製品とサービスを提供し、持続可能な成長を目指すこと。
Values(バリュー)
- Raise the Bar(常に基準を高める)
- Exceed Expectations(期待を超える)
- Do the Right Thing(正しいことを行う)
- Walk the Talk(言行一致)
- Enjoy the Ride(情熱と誇りを持つ)
ペリカンのサステナビリティへの取り組み
ペリカンは、製品づくりを通じて環境保護にも積極的に取り組んでいます。
- 製品は長寿命設計で、使い捨て文化に対抗
- ケースやライト類はリサイクル可能素材を採用
- 工場ごとに廃棄物削減・リサイクル・エネルギー効率化プロジェクトを推進
- 英国では製造時の余剰フォーム材をリサイクル
- Operation USAなど、災害支援にも積極的に物資提供
国連SDGsの目標にも連動し、持続可能な成長を目指しています。
まとめ:堅牢さの裏にある情熱と工夫

ペリカンケースは、単なるハードケースではありません。
創業者デイブ・パーカーの「守るべきものを本気で守りたい」という情熱が形になった製品です。
壊したくない大切な機材を守るために。
ペリカンケースは、今も世界中で信頼され続けています。
ズームフィックスでは、ペリカンケースを各種取り扱っています。
あなたの大切な機材を守る、最高のパートナーをぜひ見つけてください。
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