ペリカンケースを使ったDIYアイデア5選|タフなケースを遊びつくそう!

Pelican ペリカンケース

アウトドアや撮影現場など、過酷な環境でも信頼できる収納ケースとして知られる「ペリカンケース」。その堅牢性・防水性・防塵性は世界中のプロフェッショナルから支持されており、まさに“一生モノ”とも言える存在です。

そんなペリカンケースですが、実はDIYの素材としても大きな可能性を秘めています。今回は、ペリカンケースの性能を最大限に活かした5つのDIY活用アイデアをご紹介します。
アウトドア派にも、ガジェット好きにも、家族を持つパパママにもおすすめの内容です。


1. アウトドア用キッチンボックスに改造

キャンプや車中泊での調理を快適にしたい方におすすめなのが、ペリカンケースを使った「アウトドアキッチンボックス」。頑丈で防水性に優れているため、調味料や調理器具をしっかり保護してくれます。

使用例

  • 調味料や小鍋、カトラリーなどを整理整頓
  • フタ裏にメッシュポケット+LEDライトで夜間も便利
  • サイドにS字フックを設置すればタオル掛けやツールホルダーにも

あると便利なアイテム

  • ウレタンパネル/仕切りトレー(100均のものでもOK)
  • ミニLEDテープライト(USB充電式が便利)
  • 耐水シールやラベル(中身の把握がラク)

DIYのコツ: 固定にはマジックテープや両面テープが活躍します。接着剤よりも再配置しやすくおすすめです。


2. 自作ドローンケース

ドローンの収納・持ち運びにお悩みの方には、ウレタンフォームを使って機体やアクセサリーにぴったりフィットする自作ドローンケースがおすすめです。

収納レイアウトの例

  • 中央:本体(モーター部を避けるカット形状が重要)
  • 左右:バッテリー・送信機
  • フタ裏:SDカード/飛行許可証/プロペラの予備

使用上の注意

ウレタンは“切りすぎ注意”。切る前に型紙を作ると安全です。カッターよりも熱線カッターを使うと、断面が美しく仕上がります。

おすすめケースサイズ:

  • 小型機種:Pelican 1400
  • 中型機種:Pelican 1500〜1550
  • 機材が多い場合:Pelican 1600以上

3. ポータブル電源ステーション化

ペリカンケースを活用すれば、持ち運び可能な電源ステーションを自作することも可能。防災・アウトドア・現場作業など、さまざまな用途に対応できます。

必要なパーツ例

  • バッテリー(例:ポータブルLiFePO4 12V)
  • インバーター(DC→AC変換用)
  • 冷却ファン/通気スリット
  • USB/DC出力モジュール
  • ヒューズやブレーカー

DIYのコツ

放熱設計が最重要ポイントです。ペリカンケースに穴を開ける際は、ホールソー+防水グロメットを併用すると、密閉性を保ちやすくなります。


4. カメラ機材のカスタム収納ボックス

高価なカメラ機材を安全に運ぶには、ペリカンケースをベースにしたカスタム収納ボックスが最適です。
プロ機材にも対応できる収納力と保護性能が魅力です。
ウレタンフォームやディバイダー、アクセサリーポーチなどをうまく活用してください

実用的な収納例(1510)

  • ボディ2台/レンズ3本/バッテリー×6
  • マイクやショックマウント、NDフィルターなどの小物もすっきり

よくある失敗と対策

  • 失敗例:「切ったウレタンが緩い/きつすぎる」
    → カット時にきちんと設計する スポンジ補助材を詰めて微調整しましょう。

補足: 長距離移動や海外遠征時には、TSAロック対応のペリカンケースも検討すると安心です。


5. 子どもの秘密基地風おもちゃ箱

ペリカンケースは、子どもの“秘密基地”としてのおもちゃ箱にも変身します。

作り方のアイデア

  • 好きなキャラクターのステッカーを貼る
  • 中にLEDランプや「謎のスイッチ」をつける
  • ネームプレートで「〇〇基地」と命名

教育的効果も

「遊び終わったら元に戻す」「大切にしまう」という習慣づけにも最適。
年齢を問わず長く使えるのがペリカンケースの強みです。


このほかにも

今回は5つ取り上げましたが、このほかにもいろんな使い方が考えられます

  • ポータブルワークステーション
  • 防災セットケース
  • フィッシングタックルボックス
  • オーディオ機器用キャリーケース

使う人のアイデアによってさまざまな使い方ができます。

これができるのも水に強く頑丈なペリカンケース、だからこそ。
いろんな場面でオリジナルのケースとして楽しんでください!

DIYを行う際の注意点

本記事で紹介しているDIYアイデアは、比較的手軽に取り組めるものから、電気系統を扱う上級者向けの内容まで含まれています。
安全に作業を行うため、以下の点にご注意ください:

  • 工具やカッターの使用時にはケガに十分注意してください。
  • ウレタン加工の際は換気の良い場所で作業し、細かい粉塵の吸引を避けましょう。
  • 電源ステーションの製作には電気の基礎知識が必要です。無理をせず、必要に応じて専門家に相談してください。
  • ケースに穴あけ加工をする場合は、防水・耐久性に影響を与える可能性があるため、位置や方法を慎重に検討しましょう。

DIYは自己責任となります。安全第一で、無理のない範囲で楽しんでいただければ幸いです。


おわりに

本記事が、あなたのペリカンケース選びや使い方の参考になれば幸いです。

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現場で信頼できる“一生モノ”の機材を、ぜひ手に取って体感してみてください。


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