以前は、固定トップ仕様であるSGP525Fを取り上げました。
なかなか好評でしたので、今回は同じシリーズのサイズ違い SGP630Fを見ていきます。
固定トップ仕様は同じですが、段数と長さがちがいます。

キャビジョン ブームポール の特徴
この、SGP630Fは、6段のミックスファイバー製で、70cm ~ 300cm 660g のブームポールになります。

耐荷重は 1.5kg トップ部分は固定で、キャノンケーブルは、外側に巻き付けるタイプです。
ヒールの部分には、ケーブルを通す穴が開いていますが、トップが固定されているため、実際には内部にケーブルを通すことができません。

外巻き専用のブームポールです。
このSGP630Fのシリーズには、固定トップのものしかラインナップされていないため、トップ部分を取り外し可能なものへの変更はできません。
トップ部分を変えたい場合は、違う品番の中から選ぶ必要があります。
同じサイズで、素材をカーボンに変えたい場合は、SCPN630F という品番になります。
重さが 550g と、110g軽くなり、耐荷重も2kgまで上がります。
Cavision SGP525F との比較
2.5m~3mくらいまで伸ばせるサイズがとても人気があります。
今回は、2.5mまで伸ばせる、SGP525F と SGP630F を比べてみます。

全体像です。
SGP525F のほうが。最短寸が5cm短いので、並べてみても若干短いです。
手元の径の太さは同じです。
SGP525F に一段分プラスしたのが、SGP630F ということになります。
SGP630Fの最後の一段に、小さめの径のポールがプラスされているという作りのようですね。

トップとヒールとインナーケーブルの関係
SGPシリーズは、ミックスファイバーのブームポール。
カーボンに比べると、1〜2割程度重くなりますが、現場での評判も高い、コストパフォーマンスに優れたシリーズなります。
6段の、最大伸長が3.0mのSGP630。
末尾Rタイプは、インナーコード化がしにくい作りになっていることを考えると、末尾Fタイプのみであっても、特に問題はないかなと。

ちなみに、末尾Rタイプは、リムーバブルトップになっていて、インナーケーブル化できるのですが、キヤノンケーブルをそのまま細い穴から出す必要があります。
先ほどの画像ですね。

XLRコネクタは、その出したケーブルに取り付ける形になります。
あまり利便性はよくないです。
どうしてもインナーケーブル化されたいのでしたら、末尾R-P品番の中からチョイスされてください。
例えば、これです。
Cavision(キャビジョン) SGP525R-P ミックスファイバー ブームポール 取外可能トップ(5段階/65~250cm)
またあらためて解説していきますね。
ご参考にしていただけたら幸いです。
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