ベルレバッハのリポートシリーズは、いちばん手にしやすい木製三脚シリーズ。
木製三脚の特徴と使いやすさのバランスがとてもいいんです。
リポート 332 は、耐荷重12kg、開脚角度をワンタッチで決められるストップポジションシステムを持つ三脚です。
リポートシリーズの特徴
Berlebach ベルレバッハのリポートシリーズは、用途にあわせ、10種類のモジュールを取り換えられる木製三脚です。
基本的なモジュールは、ご注文時に選択することになりますが、別途モジュールを購入すれば、ご自身で取り換えることができます。
交換方法もさほど難しいものではないですので、このあたりはアドバイスさせていただきます。
ご心配いらないかと思います。
リポートシリーズの最大耐荷重は18kg
脚の長さやモジュールの種類によって耐荷重は変化いたしますが、一番短いサイズでフラットプレートモジュールを選択すると、耐荷重は、18kgになります。
最も小さい耐荷重は、2ウェイチルトヘッドモジュールの5kg。
これはチルトヘッドの耐荷重が5kgということなので、三脚の性能とは直接関係ありません。
耐荷重5 ~ 18 kg までで問題ないようでしたら、リポート三脚も検討していただければと思います。
ベルレバッハ リポート 332 の詳細解説
リポート332 は、レベリングボールがインストールされた、3番モジュールの付いた木製三脚になります。
載せている画像のカラーは、ブラックになります。
最小長:8cm
最大長:143cm
自重:3.2 kg
耐荷重:12 kg
UNIシリーズと比べ、重量がかなり軽いです。
単純比較してもあまり意味はないかと思いますが、前回、ブログに書いたUNI 19Cと比べると、半分以下。
リポート 332 の耐荷重は12kgとなっておりますので、たいていのカメラをサポートできるかと思います。
汎用性の高いサイズ・重さは、リポートのほうに軍配が上がりますので、まずはリポートを検討していただけるといいんじゃないでしょうか。
ネジは、基本的に1/4の細ネジですが、3/8ネジにも変更可能です。
三脚の広がりをワンタッチで停止させる機能である、ストップポジションシステムが付いていますので、20° 40° 60° 80° 100° の角度にスムーズに止めることができます。
UNIシリーズに導入されているスナップインシステムと機能的には同じようなものですが、スナップインシステムは、20° 35° 55° 80°の角度に止めることができる仕様なので少し異なります。
レベリングボール (3番) モジュールは、水準器のついた直径55mmのボールヘッドモジュールです。
可動域は、各方向に30°
素早く・正確に、被写体を捉えることができるようになります。
リポートシリーズも、カラーは6色から選ぶことができます。
ナチュラルが基本色になります。
画像はブラック仕様ですので、追加料金が発生するカラーリングです。
ご注意ください。
リポート332 を基本に見て、選択の方法を探ります
前回のブログ記事、UNIシリーズでも選択の方法を解説しましたので、今回は、リポートバージョンで説明してみたいと思います。
リポート332 から、モジュールの選択や長さによって、品番がどのように変わっていくか見てみましょう。
リポート 332 の 特徴 まとめ
・長さ:8 ~ 143 cm
・レベリングボールモジュール(3番)
・段数 2 (シングルレッグエクステンション)
・ストップポジションシステム付き
(すべてのリポート三脚に採用)
リポート 332 の、最初の数字 3 は、長さを表しています。
もう少し短いのでよければ、リポート 232、
もっと短いのでよければ、リポート 132 となります。
逆に、もっと大きい三脚が欲しいのであれば、リポート 432 となり、これがリポートシリーズの最大サイズになります。
次に、リポート 332 の、真ん中の数字 3 に注目すると、これはモジュールの番号になります。
”3” は、レベリングボールモジュールを意味しています。
このモジュールを、センターカラム(2番)に変更したい場合、リポート322 となります。
また、モジュールを、バネ付きフラットプレート(1番)に変更したい場合には、リポート312となります。
リポート 332 の、最後の数字 2 は、三脚の段数を表しています。
ベルレバッハの三脚には、2段(シングルレッグエクステンション)と3段(ダブルレッグエクステンション)があります。
リポート 100 ~ 400 番台 は、2段三脚、リポート 700 ~ 900 番台 は、3段三脚となりますので、リポート300番台の末尾は”2”のみしかありません。
ですので、リポート 333 という品番は存在しない、ということになります。
お分かりいただけましたでしょうか?
リポート三脚の選び方のひとつとして、このようにアプローチしていただけると少しわかりやすいかな、と思います。
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