ベルレバッハ 木製三脚 のなかで、一番ポピュラーなリポートシリーズ。
その特徴のひとつに、自分でモジュール交換ができることが挙げられます。
実際にやってみましたので参考にしてください。

ベルレバッハ リポート モジュールの種類
ベルレバッハ木製三脚リポートシリーズでは、モジュール交換ができます
モジュールとは、カメラ雲台にあたる部分で、リポートシリーズでは、全てにおいてモジュール交換ができるようになっています。
交換方法はとても簡単で、専用の工具があれば自分で交換することができます。
モジュールの種類は、全部で7種類 + 派生6種類 の 合計13種類。
(天体用のモジュールが別にひとつあります)
0番モジュール
1番モジュール


雲台に機材を直接載せる、もしくは別途雲台を載せるタイプで、エレベーターはありません。
上下の調整は、脚の長さ・角度にて調整する必要があります。
0番と1番の違いは、ネジにバネサポートがあるかないか。
0番がないタイプで、1番には付いています。
0番モジュール、1番モジュールをもっと詳しく知りたい方は、下記記事も参考にされてください。
2番モジュール
2番はセンターカラム
いわゆるエレベーターが付いているタイプになります。

センターカラムの標準タイプ(スタンダード)は50cm。
実際の可動域は、それよりも短くなります。
スタンダード 50cm以外にも、10cm・37cm・64cm・90cm が選択可能ですし、そのほか、2分割できるタイプのものもあります。
この2番の派生品番として、2/Pというものがあり、こちらにはパノラマプレートが付いています。
回転機能の付いていない機材を載せたい場合、こちらのほうが便利です。

2/Pモジュール
また、センターカラム部分の伸縮がギア式になった、2/Kという商品もあります。

2/Kモジュール
2番モジュールをもっと詳しく知りたい方はこちらを参照されてください。
3番モジュール
3番は、インテグレイティッドボール
ボールヘッドが組み込まれているタイプです。

重い機材を載せたい場合、チルトヘッドなどを追加する必要がないため、しっかりと機材を固定することができます。
この3番にも、パノラマプレートの付いた、3/Pという商品があります。

3/Pモジュール
3番モジュールをもっと詳しく知りたい方は、下記記事も参考にされてください。
4番モジュール
4番は、レベリング付センターカラム。
2番のセンターカラムと、3番のインテグレイティッドボールの特徴をあわせ持つタイプのモジュールです。

ボールで水平出しをし、センターカラムで高さを調整します。
この4番にも、パノラマプレートの付いた4/Pという商品があります。

4/Pモジュール
また、センターカラム部分の伸縮がギア式になった4/Kという商品もあります。

4/Kモジュール
4番モジュールをもっと詳しく知りたい方はこちらを参照されてください。
5番モジュール
5番は、固定チルトヘッド
モジュールが2wayチルトヘッドそのものになっています。

三脚に固定されたチルトヘッドに載せることになりますのでより安定的に使うことができます。
また、ビデオピン付きの5 video という商品もあります。

5 video モジュール
5番モジュールをもっと詳しく知りたい方はこちらを参照されてください。
6番モジュール
6番は、レベリングボール。
各方向15°動かせる75mmハーフボールに機材を載せるタイプ。

素早く正確に合わせることができます。
ハーフボールは別売になっていますのでご注意ください。

モジュール種類のまとめ
モジュールの種類について、一覧でまとめました。
オーソドックスなモジュールが7種類。
そこから派生したモジュールが、2/P、2/K、3/P、4/P、4/K、5 video の6種類。
すべてあわせたら、合計13種類になります。
モジュール交換 専用工具の使い方

今回は、0番モジュールから1番モジュールに変更してみます。

まず、三脚についている0番モジュールを外していきます。
専用工具を、溝に合わせて回すだけでかんたんに外れます。




簡単に外れます。

1番モジュールに入れ替えます。



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