ベルレバッハ三脚の適切な運搬方法丨キャリングケースの選び方

Berlebach ベルレバッハ

大切なベルレバッハの三脚、あなたはどう運んでいますか?
撮影現場までの移動中、適切な保護ができていないと、知らぬ間に傷や故障の原因になることも。特に木製や精密な機構を持つ三脚は、運搬方法やケース選びで大きく寿命が変わります。
本記事では、ドイツの老舗三脚メーカー「ベルレバッハ(Berlebach)」の公式情報に基づき、三脚の正しい運搬方法と純正キャリングケース11種の選び方を初心者〜中級者向けにわかりやすく解説します。

三脚の運搬で気をつけたいポイント

誤った運搬方法のリスク

  • 三脚を裸のまま車のトランクに放り込む
  • 雲台を付けたままリュックに押し込む
  • ケースがサイズ不適合で中でガタつく

こうした扱いは、ロック機構の劣化や塗装剥がれ、脚部の変形を引き起こす原因になります。
プロ仕様の機材こそ、日常の取り扱いが寿命に直結します。


運搬時の基本的な考え方

  • 専用ケースに収納する
  • 脚と雲台を分離して運ぶ(必要に応じて)
  • 衝撃吸収性・通気性・携行性をバランスよく選ぶ

三脚は“持ち運び道具”でもあるからこそ、保管時よりも運搬時の保護が重要です。


キャリングケースの種類と特徴

ソフトケース vs ハードケース

  • ソフトケース(ナイロン・コットン製)
    軽量で肩掛け可能、徒歩移動や室内収納に最適。
  • ハードケース(樹脂製)
    航空輸送や過酷な環境でも安心。反面、重量と収納力に注意。

ベルレバッハでは基本的に軽量+通気性+耐久性に優れた綿(コットン)生地のソフトケースを採用しています。


ベルレバッハ純正キャリングケース一覧【全11種】

製品名対応シリーズ長さ内径重量特徴
木製三脚用ケース 100cm UNI用UNI100cm24cm0.70kg標準的なUNI三脚に最適な定番ケース。
木製三脚用ケース 120cm UNI用UNI(長尺)120cm24cm0.70kg長尺UNIモデルに。ゆったり収納可能。
木製三脚用ケース 70cm UNI用UNI(短尺)70cm24cm0.70kg短めのUNI三脚に最適。携帯性も抜群。
木製三脚用ケース 100cm プラネット/スカイ用プラネット / スカイ100cm26cm0.90kgプラネットシリーズなど脚太の大型三脚用。
木製三脚用ケース 110cm リポート用リポート(最長)110cm14cm0.50kgリポートシリーズの大型機種向け。
木製三脚用ケース 90cm リポート用リポート(標準)90cm14cm0.50kgリポートの定番サイズ。
木製三脚用ケース 80cm リポート用リポート(中型)80cm14cm0.45kg少し短めのリポートに。
木製三脚用ケース 70cm リポート用リポート(短尺)70cm14cm0.40kg最軽量クラス。
ミニ三脚用ケース 32079ミニ39cm11cm0.07kgミニ三脚向けの超軽量ケース。ベルクロ式+ベルトループ付き。
ミニ三脚用ケース 320791 ラージバージョン用ミニ Lサイズ48cm11cm0.10kgLサイズMaxiモデル向け。やや長めのモデルに。
ミニ三脚用ケース 3207913 ラージバージョン ゴム脚+スパイク付き用ミニ Lサイズ53cm11cm0.10kgLサイズMaxi完全対応の最長モデル。

ケース選びの3つのポイント

1. 三脚の折りたたみ長さと太さを確認

長さが足りないと収納不可、逆に余りすぎると中でガタつきます。折りたたみ時の実寸+5cm程度が目安

2. 使用環境で選ぶ

  • 徒歩・公共交通移動中心 → 軽量ソフトケース
  • 車載・航空輸送 → パッド入りや保護力重視タイプを

3. ミニ三脚用は“ベルトループ付き”で便利!

ウエストポーチのように持ち歩けるタイプが複数展開されており、特にID:434 / 443 / 566の3モデルが人気。


雲台は付けたまま収納していいの?

雲台をつけたままでも収納可能なケースもありますが、大型雲台(特にビデオ雲台)などは外して別収納するのがベストです。
固定が甘いまま運搬すると、内部で動いて三脚や雲台のネジ部にダメージを与えることもあります。


まとめ:正しいケース選びが三脚を守る

せっかくこだわって選んだ三脚も、運搬時の扱いを間違えるとすぐに劣化が始まります。
ベルレバッハでは三脚のサイズ・用途に応じた専用ケースが用意されており、それを活用することで機材を長く良い状態で保つことができます。


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